寒さの厳しい季節となりましたね☃
先月は2つの講座に参加しました。
1つは千葉で、テクニックの具体的な指導について。もう1つは狛江で、アンサンブルやソルフェージュの指導について勉強しました。
テクニックの講座は、レッスンで今すぐ使える工夫が沢山ありました。響きのある音で弾く為に、テクニックはとても大切です。
アンサンブルの講座では、導入・初級・中級でアンサンブルを通じて何を学ばせるかという内容でした。
そもそもピアノのように沢山の音を共鳴させられる楽器は他にはなく、ピアノは一人オーケストラなんだという事を導入の時期から感じる事が大切です。
その為に講座の講師である多喜先生は、一つの曲をパートに分けて弾かせたり、室内楽や連弾を子供の頃からレッスンに取り入れているそうです。
アンサンブルを経験する事で、お客さんに伝わる演奏というものを勉強する事が出来ます。
アンサンブルは相手の音をよく聴きますし、準備や呼吸、アインザッツを自然と感じ取る事が出来ます。
室内楽ではピアノがいかに沢山の和声を弾くか感じる事が出来ると思います。
バロックや古典の作品は特に器楽の為に書かれた時代なので、和声感を感じながら演奏して欲しいですね。
ピアノはいくつもの音を一人で鳴らすので譜読みも難しいですが、共鳴する事がピアノを弾く喜びなのかなと思います。
発表会ではアンサンブルをする予定です。勉強会の時は綺麗なハーモニーをつけて皆で歌ってみようか。
講座を受けながら色々なアイディアが浮かんできました。
狛江エプタザールには、ホールの他にピアノが弾ける素敵なサロンもありました。子供達がリハーサルをしていたので、遠くから撮りましたf^_^;